多くのバンドゥ語族では、動詞の末尾に拡張子(接尾語)をつけることで別の用法になることが多くあります。ツワナ語には9個の異なる拡張子があります。ただし、すべての動詞で9個の拡張子が使えるというわけではなく、また、使えてもあまり意味を成さないこともありますし、適当に組み合わせて新語として使うこともできるでしょう。
最初のこの形は、命令形を複数の人に対して命令するときのフォームです。
これは、命令形で初めて意味をなします。動詞+ngをフルセンテンスで使うと別の用法になります。
名詞 + 形容詞接続詞 + 動詞 + =ng
この用法はStrong形容詞で名詞を装飾するやりかたに似ていますが、動詞で名詞を装飾する際に使います。
最後にもう一つ、-engは-ngに省略されることがあります。こちらは発音上の母音の省略によって起こります。
そう。ボツワナでうんざいるするほど聞かれる「wareng?」(ワレン?)もこの形式なんです(鼻息)!!!1
wareng = o + a + re + eng? = What are you saying? ( re = say )
これに受動の「w」を先頭に付けて、warengです!
動詞の最後の母音の前に「w」を挟むと受動態になります。