挨拶。現地語の挨拶はボツワナ人に非常に喜ばれます。完璧な挨拶を外国人が応答すると感心され、尊敬の念をもって見られます。是が非でもマスターしましょう!ボツワナでは英語が通じるけど挨拶を覚えておけば損はないはずです!
まずはじめに挨拶の最初の一言です。ツワナ語では挨拶する相手が一人か二人以上かによって挨拶が異なります。
相手が一人の場合
複数人に対して挨拶する場合
Dumelaだけでは若干ぶっきらぼうで年下や部下、子供、生徒相手に挨拶するように聞こえます。相手に敬意を持って挨拶するために「Dumela」の後に以下のように続けます。挨拶する相手によって続く言葉が違うことに注意してください。
相手が男性の場合
相手が女性の場合
複数の男性の場合
複数の女性の場合
rraが男性を表し、mmaが女性を表します。複数人になるとそれぞれの頭に「bo」が付きます! それでは複数の男性と女性が混じっていたらどうでしょう
「le」は「and」に相当する言葉です!
rraは男性を、mmaは女性を表しますが、ツワナ語の挨拶では、rraやmma以外にもいろいろなものを付けて相手を表します。「Dumela ntate」(ドゥメラ ンタテ)の場合「ntate」は「私のお父さん」という意味ですが、相手が自分の父でなくても使います。これは「貴方を私のお父さんのように親しみを込めて挨拶をしていますよ」というニュアンスになります。
というわけで、相手を表す色々ワード紹介します。 �
「Dumela 〜」は「こんにちは、こんばんは、おはよう」の一言に相当します。この後、決まりきった会話がなされるのが正しい挨拶のやり方です。
le kae?の「le」は挨拶する相手が複数の場合、、、というのが文法上正しいようなのですが、相手が一人でも「le kae?」と聞くのが通例となっているようです。
基本的な朝の挨拶です。
朝の挨拶別バージョンです。
朝の挨拶は2通りありますが、「寝起きはどうですか」「よく眠れましたか」という意味から来ていて日本語にすると「よく寝れなくて心配だ」的な雰囲気がありますね。相手をいたわる感がある気がしますね。
午後にはもう睡眠の心配はしません(笑
午後には「今日はどのように過ごしましたか?」という意味合いの文章で「How are you?」を表現します。
o tlhotse hang?、 o robetse jang?と聞かれることはあまりなかったように思います。よく(外国人を試してみる雰囲気で)聞かれるのは「o tsogile jang?」(オツォヒレジャン)でしたが、jang?を省略して「o tsogile」(オツォヒーレ)という人も多かったですね。これに対して「ke tsogile sentle」(ケツォヒレセンーテ)と応答すると。「oaeee! wa itse setswana!」(おあいー、わいつぇ せつわーな)「ツワナ語知ってるのね!」と感心されました。
午前の挨拶の基本形です。
男性同士の会話
Ke tsogile sentle, wena O tsogile jang?
wena(ウェナ)は「あなた」という単語ですが、「それであなたは」という切り返しで使います。
Le nna, kealeboga
「le nna」(レ ナ)は直訳で「and me」ですが、つなげると「me too」となります。「こちらこそありがとうございます」と言いたいときに使います。
kealebog(ケアレボーハ) は「ありがとうございます。」に当たる言葉です。なんと長い単語でしょう!「ありがとう」を言うのにkealebogaが覚えられず、なかなかありがとうが言えませんでした。 ちなみに、ブログのタイトルの「thata」(タータ)は「very」です。なのでこのブログのタイトルは「大変ありがとうございます」という名前です。thata thataと2回繰り返すことで「お礼を申し上げます」的な丁寧さになります。ボツワナ人でコレ使うと「おお、いやいや、そんな大したことないよ。うんうん。」とかしこまれます。 もう少し「ありがと」的なフランクな言い方は英語から来ている「thanki」(タンキ)です。
これまでは、「かしこまって」あるいは「丁寧に」挨拶をする挨拶方法でした。ここではもう少しフランクな挨拶を紹介します。
Aの「Mpho!」は相手の名前です。この挨拶はすでに知っている人に対して、名前のあとに続くことが多いように思います。
「o」は「あなた」、「teng」は(そこに)「ある」(そこに)「いる」という意味で、直訳すると「あなた、そこにいるの?」という意味ですが通常「げんきー?」のようなニュアンスで使われます。応答にはオウム返しですが、「o」(あなた)を「ke」(私)に置き換えて、「ke teng 」です。そして、「wena o teng?」(あなたはどう?)と聞き返しましょう。あなたが男性なら「Ee rra」、女性なら「Ee mma」と応答して「ke teng」と応答してくれるでしょう!
ボツワナに住むとこの挨拶は嫌になるほど聞かれるでしょう。
「wa reng?」は直訳では「What's up?」(どう?)という意味です。会話中聴き直す時に「wa wareng?」(なんて?)と聞き返すのも正しい用法です。しかし!挨拶の場合、応答はこの2種類だけです!「ワレン」と聞かれたらもう「ハケレセーペ」言うといたらいいです。まぁ、何か話したいことがあったらそのまま会話を続けてください。
もう、この「wa reng?」は嫌になるほど聞かれます。数秒前に聞いてきたのにまた言うてくるとしょっちゅうです。私はボツワナで2年間長いことこの挨拶が腑に落ちませんでした。だって、数秒前に答えたばかりなのに、また同じことを聞くなんて頭悪いんじゃないかと(笑 そう思わざるを得なかったのですが、ある日、この挨拶について疑問を投げ抱えたところ「これは、挨拶とか相手が元気かどうか聞いてるんじゃなくて、沈黙が居心地悪いときとか、単にアイスブレイク的にとかそういう意味合いで発するんだよねー」と説明してくれました。アメリカ英語のwhat's up?も似た感じなんですかね。この説明を受けてようやく「なるほど」と思いました。(納得はしてない)
これも良く耳にします。wa rengより更にフランクな感じです。
これらの応答は「Ee rra(エラ)」(相手が男性)、「Ee mma(エンマ)」(相手が女性)だけでもいいですし、それに続けて魔法の言葉「sharp(シャープ)」を付けてもいいでしょう!
「sharp」ほど便利な言葉はありません。「元気です!」とか「問題ないです!」という意味の他に「じゃぁね。またね!」という意味もあります。会話を打ち切りたい時、その場を離れたい時、相手に去ってもらいたい時にも使えます。そして、この時のジェスチャーはFacebookの「いいね!」のThumbsupです!
と、「go」を前につけるほうが丁寧みたいです。
その他、カジュアル挨拶について以下のような応答方法があります。